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環境の変化に素早く対応する”適応性”はフレキシブルに今を生きる

こんにちは。

”自分らしさ”をテーマに「働く世代」が輝くすべてをサポートするハーモナイズコーチの眞橋今日子です。

適応性は上位9番目ではありますが、これは私、とてもすんなりと受け入れられた資質のひとつです。なにせ出版した本のタイトルは「今を生きるは未来を生きる~自分らしさの見つけ方~」ですから。
ここは違うとかしっくりこないといった点はひとつもありません。却ってそれまでに受けたことのある心理アセスメントの類で、どうしても納得できなかった突発事項が苦手という部分がここで解消された感じ。
今書いていて気付きましたが、そう、クリフトンストレングス®で解消されたと思っていましたが、中でもこの「適応性」が上位にあることでスッキリしていたんだ。このスッキリ納得感により、クリフトンストレングス®フリークとなり、周りに広める活動をしているわけなので、私にとってこの「適応性」は重要なキーですね。
クリフトンストレングス®のどの資質も等しく素晴らしく、今回は「適応性」の魅力に迫っていきたいと思います。

適応性とはどんな資質か

適応性とは、ひとことで言うならば、抜群のフレキシビリティで今を生きる人。

川の流れに沿う水草のように、揺れる波に身を委ねるワカメのように、はたまた流れてくる麺を素早くキャッチする流しそうめんのように、起きた出来事に瞬時に反応します。今、必要なこのタイミングに、臆することなく自然に行動を起こします。

アクシデントが生ずると、一般的に人は動揺します。なんの予告もなく起きる突然の出来事に、多くの人は恐怖を感じたり、どうしてよいのかわからずに怯えて固まり、考えも動きもフリーズしてしまいがちです。そんな時、適応性はいち早く反応し、むしろ喜んで、率先して今起きていることへ対処していきます。まさに天賦の才能と言えるでしょう。

同じことが繰り返される毎日なんて飽き飽き。毎日が違っていて、予測不能な変化のある環境に身を置くことを好みます。ルーティンワークなんてきっと退屈でたまらないことでしょう。

柔軟性に富み、受け容れ力が高いのが適応性です。

適応性の発動

適応性が発動すると何が起こるのか、その価値は計り知れません。
Gallupの説明にはこんな風に書いてあります。

「適応性」の定義

「適応性」の資質が高い人は、流れに沿って進むことを好みます。「今」を大切にし、それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することにより、将来を見極めます。

強力な「適応性」の才能を持つ人は、その瞬間を生きています。将来をすでに決まっているものとは考えていません。そうではなく、今選ぶ選択肢によって作り出すことのできる場所だと考えています。

彼らは1つひとつ選択しながら将来を見つけていきます。これは計画性がないということではありません。彼らの持つ「適応性」という才能は、たとえ状況が計画から外れたものになっても、その時の要求に積極的に対応する能力をもたらします。彼らは急な要求や予期せぬ回り道を不快に感じたりしません。そうなることを予期しています。実のところ、彼らはある程度それを待ち望んでいます。彼らは本質的に非常に柔軟で、状況によって同時にいくつものことに注意を払わなければならない場合でも、生産性を保つことができます。

https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/253391/%E9%81%A9%E5%BF%9C%E6%80%A7-%E8%B3%87%E8%B3%AA.aspx

心の中ではドキドキするかもしれませんが、慌てず騒がず、その場に合わせて対応を難なくこなせるのが適応性の魅力。
時としてそのドキドキはワクワクと同義とも言えるかもしれません。

これ、どう使えばいいの

とにもかくにも、適応性は反応します。まあ、クリフトンストレングス®は無意識における人の思考・感情・行動の傾向性をわかりやすくするツールですので、=人の癖、を炙り出すといってもよいでしょう。

癖、ですから自然に発せられるものです。
適応性の場合、まぎれもなく、その場に起きた事柄の流れに沿います。

例えば、実際に研修先であったことをひとつ。
クリフトンストレングス®を扱う研修の場合、全体を進行する講師の他に、4~5名程度を1グループとして、その各グループに専門家であるストレングスコーチがファシリテーターとして現場サポートに入らせていただくことが多いです。その効果や意味合いはまた改めてとして。

ある研修の時のこと。参加人数に対して少し小さめの会場であったため、テーブルも椅子も人もパツンパツンにいっぱいでした。私は端っこの方に座るのですが、なかなか動きにくい体制のためかテーブルから床にペンを転げ落としてしまい拾おうと下方に体をかがめました。すると、すぐ隣の斜め前の男性が同じように床に向かって体をかがめました。その日は何度かペンを落としてしまったのですが、その度にその方が同じ行動を繰り返し、まさに適応性。

ついにこらえきれずに「先程からのコレ(この反応)が適応性ですよ」と言ったところ、やはり、ペンを拾おうというよりは、「人が動くとそれに合わせて動いてしまう」といった感じのようです。ほんとうに無意識レベルの行動ですね。

私もその傾向はもちろんあり、夫が窓の外をフッと見たりすると、ついつられていっしょに外を見てしまう、なんてことがあったりします。

適応性において、なんといっても私の中でいちばんフィットしたのは、計画するのが苦手なこと。小学生くらいになると年始に、今年一年の目標、なんてのを出さなければいけない。これがすごく苦痛でした。また夏休みの計画を立てろと言われても、何を書けばいいのかもわからないし計画を立てること自体が無意味に思えてしまい、ほぼ白紙に近いいい加減な計画表を提出していたように思います。

きっちりできる人達もいるのにどうして私はできないのだろう、とずっと不思議だったことが、この適応性で納得できました。
決めておいたって何が起こるかわからないし、なにかあればどうせ変わるし、先のことを今決めたって無駄さ。適応性の多くはこんな風に考えるのです。

適応性が強みになるには

だからこそ、不測の事態にめっぽう強い。先の読めないあれこれに、事が起きたときにその変化を柔軟に捉えて前向きに対処します。そんな時は、例え自分がリーダーの職位になかったとしても、進むべき方向へ皆を推し進めていくようなリーダーシップをとることでしょう。

瞬間瞬間に起こる変化を柔らかなクッションで受け止めるようなゆったり構える様は、周りを安心させる力もあります。その受け容れ力からストレス耐性も高く、突発事項をストレスに感じている人達をプレッシャーから解き放ってあげられることでしょう。

今ここの緊急事態にフレキシブルに力を発揮する適応性は、常に変化する中で、素早く冷静な状況対応が期待される環境に身を置くことがきっと居心地がよいかと思います。

人によっては、毎日決まったルートで電車に乗って、同じ時間に出社して、仕事して、また同じルートで帰宅するといったことがものすごく苦痛ということもあるかも。
ちなみに私の場合、安全な家の中で窓のカーテンを全開にして、ドキドキしながら雷を見ているのが大好きで、夫に不思議がられています。

今を大切に生きる。自ら予測不能な変化が起こりそうな環境をつくって、そこから派生する出来事にワクワクしてみる、なんて楽しみ方も「適応性」にはできそうですね。

もっともっと書きたいのだけれど今回はこの辺で。
人間関係についてなどもまだまだあるし、またどこかで続きを書きますので是非のぞきにきてください。

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